ここには見えない寺がある。
三条大橋から新京極商店街。
普段から多くの人が行き交う、おなじみの繁華街。
けれど、裏を覗けば、そこには……安倍晴明、悲劇、あの世、幽霊、願い、そして狸。
一度ウラを覗いたら、町の見え方変わること間違いなし。
闇と歴史と物語に満ちた、京都の真髄はウラにあり。
京都のミニツアー「まいまい京都」【京極通】京都一の繁華街に潜むウラの顔!怪談史研究家とたどる民間信仰〜首切りの処刑場、地獄の地蔵、迷子探しの信仰…路地裏のお狸さんまで〜
いつもの道や路地裏も、 怪談史研究家と歩けば こんなに面白くて、摩訶不思議! 全国の伝承地を歩きたおす井上さんと、 繁華街に潜むウラの顔に迫りましょう。
次回開催予定 / 2025年3月22日(土)
開始 / 10:00 終了 / 12:00(予定)
参加費 / 4,500円(消費税・保険料込)
※中学生以下は、保護者同伴に限り参加費用不要
定員 / 20名(要予約)
集合 / 京阪三条駅
おすすめ参考書籍
井上真史『現代「ますように」考 こわくてかわいい日本の民間信仰』淡交社
堤邦彦『京都怪談巡礼』淡交社
堤邦彦『現代語で読む「江戸怪談」傑作選』祥伝社
田中緑紅『緑紅叢書』シリーズ 京を語る会
清水邦彦『お地蔵さんと日本人』法藏館
イーフー・トゥアン『恐怖の博物学:人間を駆り立てるマイナスの想像力』工作舎
佐々木高弘『怪異の風景学: 妖怪文化の民俗地理』古今書院
宮田登『妖怪の民俗学:日本の見えない空間』筑摩書房
沖浦和光『陰陽師とはなにか:被差別の現像を探る』河出書房新社
山中由里子・山田仁史 編『この世のキワ<自然の内と外>』勉誠出版※
※拙論「カランコロン考ーー怪談の擬音と近代化」収録
怪談文芸研究会、寺社縁起研究会、宗教民俗学会所属。暇があれば伝承地を歩き絵馬を眺める、おもろがりのフィールドワーカー。