京都にはあの世に通じる道があるらしい。
葬送地・鳥辺野へ続く「六道の辻」は、
この世とあの世のわかれ道。
河原と坂の宗教者たちが暮らした
この界隈は、町中にありながら
怪しい伝説が数多く潜んでいます。
ご先祖のお精霊さんを迎える
京の盆行事「六道まいり」へ
ご一緒しましょう。
「六道を知らずして京都の文化は語れない」
伝説と怪談に彩られた
あの世とこの世の境界を、
ふらりふらりと彷徨います。
前回開催 / 2024年8月7日(水)・9日(金)・10日(土)
開始 / 18:30 終了 / 20:30頃
参加費 / 4,500円(消費税・保険料・拝観料込)
※中学生以下は、保護者同伴に限り参加費用不要
定員 / 18名(要予約)
集合 / 京阪「清水五条」改札前
おすすめ参考書籍
堤邦彦『京都怪談巡礼』
堤邦彦『江戸の怪異譚: 地下水脈の系譜』
加納進『六道の辻あたりの史跡と伝説を訪ねて 改訂版』
横山泰子ほか『江戸怪談を読む 牡丹灯籠』
宮田登『霊魂の民俗学:日本人の霊的世界』
宮田登『妖怪の民俗学:日本の見えない空間』
井上頼寿『京都民俗志』
五来重『日本の庶民仏教』
安井眞奈実『怪異と身体の民俗学』
イーフゥー・トゥアン『恐怖の博物誌』
斎藤英喜『陰陽師たちの日本史』
池上良正『死者の救済史: 供養と憑依の宗教学』
柳田國男『先祖の話』
折口信夫「民族史観における他界観念」(折口信夫全集20)
怪談文芸研究会、寺社縁起研究会、宗教民俗学会所属。暇があれば伝承地を歩き絵馬を眺める、おもろがりのフィールドワーカー。